すれ違いは切ない 映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

 

 

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観てきた。

メッチャ、ネタバレです。

 

予告を観て久しぶりにこうした映画も観てみようかとユナイテッドシネマへ出向いた。

予想としては小松菜奈演じる福寿愛美が幽霊なんじゃないかと思ったが違った。

小松菜奈がいったい何者なのかという目線でずっと観ていた。

伏見稲荷が出てくるのでキツネの精霊なのかとも思ったよ。

小松菜奈も目の覚めるような美人、というよりは小動物系だからキャスティングの意味でも。

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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」にも出てきた伏見稲荷の千本鳥居

 

まさかパラレルワールドでありながら時間軸が逆、というネタだったとは。

よくこうした構想が思いつくと思うよ。天才だね。

ネタが分かれば「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という題名も、

そのままやんけ、とつっこんじゃうほど納得です。

表にすると以下のようになるかな。

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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の時系列

何でも表にしちゃうところは職業病だな。

高寿が15歳で、愛美が25歳の時に何かあってもいいんじゃないかと思ったが、

それだと20歳の時の出会いが劇的でなくなるから無しだよな。

 

映画を観はじめた時点で、5歳の時溺れたのを救ってくれたのは間違いなく愛美だとは気付くが、幽霊ではなかったとはね。

 

30日間の恋のなかでも、愛美がすべてを理解した上で、高寿が無邪気に恋愛を楽しむ点なんかも男目線の物語だなと感じたよ。

男が一目ぼれしてウキウキしている時が、女性にとっては30日間の運命の恋の最終日って切なさはたまらんな。

謎解きを分かって観る上でも、違った切なさを味わう上でも、2回観る事はお勧めです。

 

お互いの20歳の恋のために、5歳の相手を命がけで救うってのが最高だね。

しかしホント、よくこんなこと考え付くと思うよ。七月隆文、天才です。

 

 

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